人間ドック [つれづれ]


 連絡が 突然 入って、大変 お世話になってきた方が亡くなったのを知った。
 職場で倒れて それっきり意識が戻ることはなかったと聞く。

 私とは それほど歳に違いはない。
 震災直後にお会いした時は いつものように仕事の話をし 何の違和感もなかった。

 周囲からの信頼も厚く 性格も穏やかで 技量に優れた方だったのに。

 改めて、感じる。

 死は どんな形であれ 理不尽だ。

 あれだけ圧倒的な災害の後では、疾病による最後は穏やかにみえるけれど、内包される悲劇に差はない。
 そこにあるのは どうであれ 癒しがたい空白だけだ。


 振り返って 自分の最後を想像するのは とても難しい。
 残り時間が半分を切ったのに、何も考えられない。

 ただ、願わくば 周りに残す傷は小さく 静かな終わりを迎えたい。
 災害も 病魔も、避けられるものなら避けたいし、予防できるなら 手を打ちたい。
 多くの努力が 無駄に終わるとしても。
 あの方が そうであったように。



 という訳で、知り合いに唆されるまま 収監されて検査漬けにされる予定となりました。
 胃カメラに 超音波に MRIまでは もう何回も体験済みなんですが、大腸カメラは…
 おいらも そんな歳なのかよ。
 ちょっと 憂鬱。



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