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長生きしましょう、いつまでも [つれづれ]


 前回、「生涯累積100ミリシーベルト」を「生涯=80年」で計算してしまいましたが、ちょっと切れが悪い感じです。
 「年1mSv」に数字を揃えるなら、やっぱり 100年
 日本人なら三桁の大台も非現実的な数字じゃありません。

 実は、ゆでがえるの家では父方の祖父が三桁達成者ですし、その祖父の父も四捨五入すると三桁の歳まで頑張りました。
 「子供の寿命は 父親の寿命と相関がある」という説に従うと、私も 三桁を目指して生き抜く必要がありそうです。
 ゆでがえるの父親まで長生きするかもと考えるなら 私も頑張らないと大変なんです。
 現実を見ていると 長寿家系って能天気には喜べないんですから。

 で、生涯累積被曝「生涯=100年」で計算すると、柏市では 外部被曝で約30mSvになります。
 20年期間が延びても、数字はほとんど増えていきません。

 という訳で、安定した家庭内介護を目指して 私も人間ドックに行かなきゃです。
 検査漬けは 正直 ちょっと憂鬱です。


人間ドック [つれづれ]


 連絡が 突然 入って、大変 お世話になってきた方が亡くなったのを知った。
 職場で倒れて それっきり意識が戻ることはなかったと聞く。

 私とは それほど歳に違いはない。
 震災直後にお会いした時は いつものように仕事の話をし 何の違和感もなかった。

 周囲からの信頼も厚く 性格も穏やかで 技量に優れた方だったのに。

 改めて、感じる。

 死は どんな形であれ 理不尽だ。

 あれだけ圧倒的な災害の後では、疾病による最後は穏やかにみえるけれど、内包される悲劇に差はない。
 そこにあるのは どうであれ 癒しがたい空白だけだ。


 振り返って 自分の最後を想像するのは とても難しい。
 残り時間が半分を切ったのに、何も考えられない。

 ただ、願わくば 周りに残す傷は小さく 静かな終わりを迎えたい。
 災害も 病魔も、避けられるものなら避けたいし、予防できるなら 手を打ちたい。
 多くの努力が 無駄に終わるとしても。
 あの方が そうであったように。



 という訳で、知り合いに唆されるまま 収監されて検査漬けにされる予定となりました。
 胃カメラに 超音波に MRIまでは もう何回も体験済みなんですが、大腸カメラは…
 おいらも そんな歳なのかよ。
 ちょっと 憂鬱。



はじめまして [つれづれ]

 柏市に住んでいる「ゆでがえる」と申します。
 あの事故以来 変に有名になってしまった東葛地区で ノホホンと暮らす理系の子持ち雄かえるの日々を書いてみようと思い立ち このブログを立ち上げました。

 放射能関係は 学生時代に扱かわされたことがありますが 当時の知識なんて忘却の彼方。
 それでも 悲しい理系の性で 半端な知識を武器に厳しい世界に立ち向かっていこうと思っています。

 理想は「悲観的に考え、楽観的に生きる」かと思っていたのですが、なんか違いますね。
 現状はとりあえず「適度に楽観的に 適度に悲観的に」 その日その日を凌いでいくのが精一杯。
 おいおい「ゆでがえる」自身の現状認識を書いていくはずなのですが、お題目に反して 考えている内容は楽観側寄りです。

 考えていること、計算してみたこと、実験してみたこと、全ては素人仕事ですから 厳しい疑いの眼で見てください。
 理系人間ですから 色々数字をこねくり回して遊ぶのが大好きですが、ポカミスが多いのも「仕様」です。
 
 そんなつまらないブログですが、お付き合いの程 よろしくお願いいたします。

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